災害ボランティア研修会 in大正が開催されました!
今日2/15は、災害ボランティア研修会が開催されました。
1/18の窪川地区、2/1の十和地区に続き、今回は大正地区での開催です。
55名(職員含む)の方に参加いただき、研修会スタートです。
まずは、四万十町大正地域振興局より「四万十町災害対策本部の仕組み」、続いて社協職員より「災害ボランティアセンターの仕組み」と題しての講和が行われました。
災害発生時に冷静で迅速・適切な対応を行うには、
こういった組織的な仕組みと運営が重要になるなと、改めて実感しました。
続いては、炊き出し体験。
ライフラインがストップすることが想定される災害では、
屋外で火をおこし、生命維持に不可欠な飲食の対応をすることも必要です。
今回は、平釜を使ってお米を炊きます。
沸騰したお湯に洗米を一気に入れ、再び沸騰したところで薪を出し余熱でお米を炊き上げていきます。
大半の方が初体験だった平釜を使っての炊飯に、皆興味津々です。
どんな風に炊き上がるのか、楽しみです。
炊き出しが出来上がるまでの間は、四万十町国保大正診療所大川氏と四万十清流消防西分署の方による、応急処置に関する講義と体験講座です。
心肺蘇生やAEDの操作体験はしたことがありますが、
実際にその場に居合わせたら、適切な対応ができるか・・・。
この体験のなかで、「三脈の法」について教えていただきました。
これは、人間には潜在的に近いうちに起こる身の危険を予測できるというものです。
頸動脈(左右二か所)と右手の動脈は通常一致しているものだが、
何かの危険を察知した時にはその脈が一致しないそうです。
約20年前の航空機事故でも、この方法により搭乗をキャンセルした例や、
帰宅後調べてみると、太平洋戦争時にも、この三脈の法で助かった方がいるとか。
そして、最後は、炊き出し体験で炊き上がったお米を各自がおにぎりにし、
差し入れのお漬物や梅干し、日赤奉仕団の方が中心となってすいとんも作っていただき、
皆で試食です。
ある職員は、おいしさのあまり、口元にお米がついているのも忘れて最後のアナウンスを・・・(笑)
そして、13時前に終了。
たくさんの体験と講義でしたが、内容の濃い研修会となりました。
こういった研修を何度も繰り返すことで、いつどのような災害が起こっても、
皆で助け合う力を培っていかなくてはいけませんね。
会場の片づけも終わり、その後は、道の駅四万十大正で開催されているフリーマーケットに少しだけお邪魔しました。
これは、四万十町地域福祉活動計画推進委員会 フリーマーケット部会により開催されているもので、今回で3回目です。
過去の開催は都合がつかずお邪魔できませんでしたが、
今回はラッキーにも、~手作りお菓子市~ ということで、テンションも上がります♪
どのお菓子もおいしそうで、カード占いまで体験して、楽しいひと時でした。
その後は、ふくし大会のPRで十和へと向かい・・・
大忙しでしたが、充実した一日となりました。
どのような活動でも、私たち社協職員だけでは成すことができないことばかりです。
地域の皆様に協力いただき、共に頼り頼られる存在となれるよう、
様々な活動を通して、広く交流を深めていきたいものです。
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