車椅子体験学習を行いました!
今日は、町内小学校で車椅子体験学習を行いました。
1年生から6年生まで、全児童で16名という小さな小学校ですが、
皆が仲良く、上級生は下級生を助け、下級生は上級生を慕っているのがよくわかります。
今回は、当社協の風らっともよくご利用いただいているHさんにも同席いただき、
実際に車椅子を使って生活をされている方の視点からもアドバイスをいただく学習としました。
また、普段からボランティアとして様々な活動を共にしているNさんにもご協力いただきました。
まずは、職員から車椅子の扱い方の説明を。
今回の学習では、体育館内にコースを作っての体験でした。
障害物を避けたり乗り越えたり・・・
学習の締めくくりは、3グループに分かれて感想をまとめ、
グループごとに発表してくれました。
少ない児童数ということもありますが、皆協力し、積極的に意見交換し、
上級生がうまくまとめていきます。
小学校の6年間となると、成長の過程も考え方も、
上級生と下級生で大きく異なると思うのですが、
大人の私たち以上に意思疎通ができている活動に感心!
私たちも見習わねば・・・
最後には、同席いただいたHさんからも総評をいただきました。
そして、校長先生からいただいたお言葉で、「信頼」と「思いやり」が、
相手を理解し、助け合う、協力することができるということを改めて実感しました。
今回の学習は、大人の私たちも色々と教えていただいた体験学習になったと思います。
Hさんは、打ち合わせの段階から繰り返し言っていました。
「一回の体験ではわからない。何度も経験することで自分たちのことも理解してもらえる。」と。
今回の体験学習では、先生方も、児童が自分たちでできることを考えるきっかけにしたいとおっしゃっていました。
こういった体験学習を一過性のもので終わらせるのではなく、
継続して、障害の有無にかかわらずお互いを理解し協力できる社会を構築できる
お手伝いを、微力ながら続けていきたいと思います。
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いい研修になったみたいですね~
体験を通して、お互いを思い遣り、助け合うって事を大切にしてほしいと思います
投稿: | 2015年2月26日 (木) 08時26分