認知症を知ろう!
今日は、町内の中学校2年生10名を対象に、認知症サポーター養成講座、
及び高齢者疑似体験学習を行ってきました。
1限目は認知症サポーター養成講座。
まずは、職員から認知症についての説明を行いました。
講座のたびに思うことですが、皆真剣に聞いてくれます。
私が中学生のころは、こういった福祉学習は行われていませんでしたが、
こんな授業があってもあまり真面目に聞かなかっただろうなぁ、
と、反省しつつ、皆の真摯な姿勢に講師側としても嬉しく思います。
続いて、認知症のケースを職員が劇で紹介し、悪い例とよい例を見て
その違いを学んでもらいました。
休み時間を挟んでの2限目では、高齢者疑似体験を行いました。
疑似体験装具を着用して、
文字を書いたり、時計の電池交換や時刻合わせ、
そして階段の昇降を体験してもらいました。
皆、なかなか悪戦苦闘していました。
最後にそれぞれから感想を聞かせてもらいましたが、
その中で、
「肘が曲げにくかったりするのを知って、自分たちは腕力があるんだな、と思いました。」
というコメントがありました。
高齢者や認知症を患っている方の気持ちに気づくだけでなく、自分たちの環境に
対する気づきもある福祉学習は、きっと彼ら、彼女たちが大人になった時によい
経験となると思います。
これからも、こういった福祉学習の機会を通して、
感性が豊かで、心優しい大人になってくれるよう、
微力ながらお手伝いさせてもらえたらな、と思います。
そして・・・
今日の学習で同席いただいた先生の中に、私が中学生の頃にお世話になった
先生お二人と、○十年ぶりに再会しました!
私のことだけでなく、兄のことも覚えてくださっていて、とても幸せな気持ちになりました!
人の縁に感謝するとともに、「悪いことはできないな(笑)」と、身が引き締まる思いです。
近いうちに一緒にお酒を飲みましょう!と約束し、学校を後にしました。
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