車いす体験学習を行いました。
今日は、町内中学校2年生、計97名を対象に、車いす体験学習を行いました。
町内の福祉・障害者施設の関係者4名、社協職員4名が講師となって参加しました。
10日、11日、13日の3日間で行われる福祉学習の一環で、
昨日の講習の後、今日は実際に車いすに乗っての学習となりました。
2年生3クラスを1時限ずつ、1クラス3コースに分かれての体験。
私は校門から校舎内に移動するコースに同席させてもらいました。
校門から校舎に上がる坂道。
介助者なしで自走で上がっていきます。
○十年前、私が通っていたときは、自転車立ちこぎで一気に登っていましたが。。。
想像以上の力が要り、また、思う方向に進まず、皆、悪戦苦闘。
玄関で靴を履き替え、段差の上り下りの際の乗降の介助方法を教えてもらいました。
何気なく上り下りする段差も、車いすだと自力では難しく、
また、下駄箱の靴を出すのも、上でも下でも体を延ばしたり折り曲げたり・・・。
エレベーターで教室まで上がり、3階の教室で交代して、再び校門まで。
登るときと異なり、今度はスピードを制御して坂を下らなければ危険です。
普段何気なく登っている坂道や段差、校舎内を移動するにも普段のペースとは異なり、
車いすを利用されている方の気持ちや視点が少し感じられたのではないでしょうか。
13日の学習では、今日の感想も踏まえ、グループワークも行われる予定です。
彼ら、彼女らのピュアな視点で、何かを感じてもらえてたらいいなと思います。
それにしても、生徒の皆さんの元気で明るく、素直なこと!
OGとして、懐かしい母校でこのような福祉学習に携わることができて、
私自身も学習させてもらいました。
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普段の何気ない生活では気にとめないことってあるよね~

ピュアな視点で"気づき"を
投稿: | 2014年11月13日 (木) 08時30分