仮装大賞
今月から窪川地区14カ所で開催されている「いきがいサロン」(2つのボランティア団体が実施主体)に社協職員も参加させてもらっています。
いままで、ボランティアさんにお任せできていたので、各地域のサロンの雰囲気を感じるところから始めているところです。
先日伺った中神ノ川集会所でのサロンはとても賑かなサロンでしたのでご紹介します。
この日は、ボランティアスタッフのお友達で、いろんな国の民族衣装を手作りすることを趣味にされている方を招いて、その衣装を参加者皆さんに着せてもらって、仮装パーティーさながらの華やかさとなりました。
その衣装の素晴らしい事
20着持ってこられていて、朝鮮王朝からモンゴル、インド、中国、ハワイ、バリ島とそれぞれの特徴を、それはそれは細かなところまで再現されていました。
ボランティアスタッフさんも、最初はみんなが着てくれるだろうか、と心配もしたようですが、一人二人と着るうちに、
「イスからよう動かんけ、私は着れんけ、えい」と言っていた人も、
皆の華やかさに「私も着せてや」と、最後はみんなで記念撮影となりました。
この衣装の優れモノのところは、
マジックテープなどを使い着脱がとても簡単にできるように工夫されていて、
車椅子に座った人でも簡単に着られるように作られているところ。(いいね。)
この衣装をつくられた方は、病院の看護師長をされている方で、「病院や介護施設などは様々なボランティアや学校のこどもたちの訪問があって、それはうれしいことだけど、ご利用者自身にも主役になってほしい」、という思いから、誰でも着られるように試行錯誤と工夫を重ねたそうです。「高齢者やご利用者の方が、この衣装を着て笑顔になってくれることが何よりうれしい」とおっしゃっていました。
参加された皆さんも「今日のサロンは、今までで最高」と、
≪はしゃぐ≫の形容詞がピッタリなほど、
みなさんがはじけるような笑顔で心の底から楽しまれていました。
「一回だけじゃおしいねぇ」、「もう1回来てくれんろうか」とアンコールがかかり、
6月のサロンにもう1度来ていただけることになったようです。
「今度はケーブルテレビを呼んでおこうね」と、みなさん盛り上がっていました。
主役は地域の皆さん。
(黒子)であることの大切さを改めて感じるサロンでした。
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